2019.09.26厨房ブログ
皆さん、こんにちは。厨房の黒田と申します。
9月も後半になり残暑も和らぎ秋の気配を感じるようになりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、本当にその通りです。
夏の暑さは、秋の彼岸頃には和らぎ、冬の寒さは春の彼岸の頃には和らぎ
しのぎ易くなるという意味の日本の慣用句です。
春のお彼岸は「春分の日」、秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日、
計7日間となります。ちなみにお彼岸にはよくあんこのお餅をお供えしたり食べたり
しますが、春と秋では呼び名が違います。春は「ぼた餅」、秋は「おはぎ」ですね。
これは、春は「牡丹」の花、秋は「萩」の花にちなんでいるとか。季節感あふれる
日本らしい名前の付け方が素敵ですね。
これからはいい季節で、食欲の秋でもあります。
当院さくらのお食事にも秋のメニューが加わります。そのひとつに何と言っても
「松茸ご飯」です。松茸ご飯の日は厨房の中が松茸の香りで一杯になり幸せな
気持ちになります。
秋の凌ぎやすい日は短く、また寒い冬へと向かいます。この良き時節に皆さんお食事、
行楽へと楽しんでくださいね。